一般的には、就業不能保険や所得補償保険では、うつ病などの精神疾患で就業不能状態となっても給付の対象にはなっていません。

 

その点、チューリッヒ生命の就業不能保険では、このような疾病でも条件はありますが、支払い対象になっています。また、その他に、チューリッヒ生命の就業不能保険と他社の商品ではどのような点が違っているのかについてご紹介しています。

 

 

2016/10/08 14:50:08

チューリッヒ生命の就業不能保険とは

チューリッヒ生命の就業不能保険の「くらすプラス」は、無解約返戻金型終身医療保険にストレス性疾病保障付就業不能保障特約(Z02) として付加されているセット商品になります。そのため、就業不能保険単体では加入できません。

 

チューリッヒ生命の就業不能保険「くらすプラス」の特長とは

  • 主契約が医療保険なので、入院保障が120日間ある。ただし、60日の免責があるため、60日以下の入院では給付金は支払われません。
  • 就業不能状態に該当した場合には、「確定年金」として支払れます。そのため、その後復職した場合でも設定された年金受取総額を必ず受取ることができます。
  • 保険金が支払われる疾病は、下記のストレス性疾病での入院、もしくは下記の5疾病での就業不能状態だけが補償対象になっています。ケガでの就業不能状態では、高度障害状態や所定の身体障害状態に該当しないと年金は支払われません。
  • 就業不能年金の受取りは、①毎月、②一括、③一部を一括して残りは毎月の3つから選べます。ただし、年金月額を毎月受取る場合の総額より少ない金額となることがあります。
  • 就業不能年金は、2年(240万円)、3年(360万円)、5年(600万円)、10年(1200万円)の中からの選択になります。ただし2年(240万円)は45歳以上の場合に限ります。※ くらすプラスでの受取は、一律、月額10万円になります。「終身医療保険プレミアムDX」に就業不能保険特約を付加した場合には、5万円から30万円の範囲で選択ができます。

 

上記と比べ、一般的な所得補償保険や就業不能保険では以下のような内容になっています。

 

チューリッヒ生命の就業不能保険との主な違い

一般的な所得補償保険や就業不能保険の保障内容です。

 

  • 復職した場合には、保険金の支払いは終了となる(アフラックの給与サポート保険においては、復職しても短期回復給付金となる初回から6回分までは支払われます)
  • 就業不能保険金の受取は、毎月のみ
  • ストレス性疾患は補償対象外になっている
  • ケガで就業不能状態になっても保険金が支払われる
  • 5疾病以外でも就業不能状態に該当した場合は、保険金が支払われる
  • 年収によって就業不能保険金の上限額が決まっている
  • 就業不能保険自体が主契約となるため単体で加入できる

 

チューリッヒ生命のいうところの就業不能状態とは?

チューリッヒ生命の就業不能状態とは、下記の①~⑤の5疾病の治療を目的として、入院している状態、または5疾病により、医師の指示を受けて自宅等で療養しており、職種を問わず、すべての業務に従事できない状態をいいます。

 

  1. 悪性新背物
  2. 急性心筋梗塞
  3. 脳卒中
  4. 肝硬変
  5. 慢性腎不全

 

これら5疾病の治療を目的としての就業不能状態が該当した日を含めて60日をこえて継続したと診断された場合と、さらに下記のストレス性疾病により入院し、かつその入院が60日をこえた場合に年金の支払い事由に該当するとなっています。

 

対象となるストレス性疾患

  1. 気分〈感情〉障害(うつ病とう)
  2. 神経症性障害・ストレス関連障害
  3. 摂食障害
  4. 更年期障害
  5. 統合失調症
  6. 非器質性睡眠障害
  7. 胃潰瘍
  8. 十二指腸潰瘍
  9. 潰瘍性大腸炎
  10. 過敏性腸症候群

 

 

就業不能保険・くらすプラスの内容

チューリッヒ生命の就業不能保険・くらすプラスで契約できる年齢範囲や保険料払込期間等は以下のとおりです。

 

主契約 無解約払戻金型終身医療保険(Z02)
特約 ストレス性疾病保障付就業不能保障特約(Z02) 入院給付金免責日数60日特約
保険期間

主契約・入院給付金免責日数60日特約:終身
ストレス性疾病保障付就業不能保障特約(Z02):55歳満了・60歳満了・65歳満了・70歳満了

保険料払込期間 55歳払済・60歳払済・65歳払済・70歳払済
契約年齢 満20歳~満60歳
保険料払込期間 月払・年払

チューリッヒ生命の就業不能保険の保険料

くらすプラスの入院保障は終身医療保険となり、日額5,000円で決まっています。就業不能保険の年金(上限は1,200万円)をいくらにするかで保険料が異なってきます。下記保険料は2016年10月9日時点での調べです。

被保険者年齢30歳男性

60歳払込満了の場合(就業不能保険特約の保障期間も60歳)

 

  • 年金総額3年(360万):月額2,215円
  • 年金総額5年(600万):月額3,255円
  • 年金総額10年(1,200万):月額5,715円

 

被保険者年齢30歳女性

60歳払込満了の場合(就業不能保険特約の保障期間も60歳)

  • 年金総額3年(360万):月額2,070円
  • 年金総額5年(600万):月額3,020円
  • 年金総額10年(1,200万):月額5,290円

 

被保険者年齢40歳男性

60歳払込満了の場合(就業不能保険特約の保障期間も60歳)

 

  • 年金総額3年(360万):月額3,415円
  • 年金総額5年(600万):月額5,025円
  • 年金総額10年(1,200万):月額8,885円

 

被保険者年齢40歳女性

60歳払込満了の場合(就業不能保険特約の保障期間も60歳)

 

  • 年金総額3年(360万):月額2,975円
  • 年金総額5年(600万):月額4,295円
  • 年金総額10年(1,200万):月額7,445円

 

就業不能保険(くらすプラス)に手術保険金等を付加したい場合

くらすプラスは、セット商品なので、60日の免責期間の取り外しや手術保険金の付加、先進医療特約などは付加できません。これらが必要な方は、終身医療保険プレミアムDXを主契約にして就業不能保険を特約で契約することでできるようになります。

 

また、保険料払い込み期間の選択肢も増えますし、就業不能年金も月額一律10万円ではなく、5万円から30万円の範囲で選択ができるようにもなります。

まとめ

チューリッヒ生命の就業不能保険「くらすプラス」は、無解約返戻金型終身保険に特約としてストレス性疾病保障付就業不能保障特約(Z02)した商品になります。

 

この保険の主な特長は、以下のものになります。

  • 主契約が医療保険なので、入院保障が120日間ある。ただし、60日の免責があるため、60日以下の入院では給付金は支払われません。
  • 就業不能状態に該当した場合には、「確定年金」として支払れます。そのため、その後復職した場合でも設定された年金受取総額を必ず受取ることができます。
  • 保険金が支払われる疾病は、下記のストレス性疾病での入院、もしくは下記の5疾病での就業不能状態だけが補償対象になっています。ケガでの就業不能状態では、高度障害状態や所定の身体障害状態に該当しないと年金は支払われません。
  • 就業不能年金の受取りは、①毎月、②一括、③一部を一括して残りは毎月の3つから選べます。ただし、年金月額を毎月受取る場合の総額より少ない金額となることがあります。
  • 就業不能年金は、2年(240万円)、3年(360万円)、5年(600万円)、10年(1200万円)の中からの選択になります。ただし2年(240万円)は45歳以上の場合に限ります。※ くらすプラスでの受取は、一律、月額10万円になります。

 

くらすプラスは、セット商品なので、60日の免責期間の取り外しや手術保険金の付加、先進医療特約などは付加できません。これらが必要な方は、終身医療保険プレミアムDXを主契約にして就業不能保険を特約で契約することでできるようになります。詳しい内容は、チューリッヒ生命の就業不能保険のページをご覧ください。以上、「チューリッヒ生命就業不能保険の特長と他社との違いはなに?」でした。

 

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