このページでは車両保険と自動車ローンの関係について解説します。

 

2015/05/30 15:42:30

車両保険と自動車ローンについて

自動車をローンで購入する。
一般的によくあることですが、そんな、ローン返済中に単独事故で、クルマを潰してしまう、いわゆる全損事故を起こしてしまった場合。

 

こんなときに「自動車ローン」はどうなるでしょうか。

 

クルマの修理が不可能で乗れないのだからローンは、免除になる。

 

なんてことは、当然ありません。クルマがなくてもローンを支払う必要があります。
このパターンは最悪です。
クルマが必要なら新たに購入する必要があり、また、ローンを組むとなるとローンの二重払いになってしまいます。ローン審査も認められない場合もあります。

 

そうなる前に、やはり車両保険に入るということも検討する必要が出てきます。
自分の運転を客感的に見て乱暴な運転をしていると思われるなら、車両保険への加入は必須と思われます。

相手がいる事故の場合

相手がいる事故の場合は、お互いに過失があるケースが多いです。
こういう場合は、相手の過失分に対しての分が相手の対物賠償保険から保険金が支払われます。

 

ところが、自分の過失分については自分で負担しなくてはいけません。
たとえば、修理代が100万円、過失割合が、相手60%、自分が40%という場合。

 

この場合、60万円については、相手から受け取れますが、40万円については自己負担となります。この40万円についてもローンとなると、クルマのローンの支払いに加えて支払うことになりますから結構負担がおもくなります。

 

預貯金があれば、車両保険も必要ないという考え方もできますが、やはりそうでない場合は転ばぬ先の杖で車両保険を検討する必要があると言えるでしょう。
以上、車両保険と自動車ローンには大きな関係がありますについての記事でした。

 

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