友人の車と1日自動車保険

自動車保険といえば、1年単位が基本となっていますが、最近は1日単位の自動車保険が販売されています。といっても自分の自動車保険ではなく、他人の車を借りたときに加入するのが1日自動車保険です。

 

1日自動車保険は、ある意味特殊な商品なので販売している自動車保険会社は3社のみとなっています。
東京海上日動火災の「ちょいのり保険」、三井住友海上の「1DAY保険」、あいおいニッセイ同和損保の「ワンデーサポーター」の3社3商品です。

 

では、この3商品にはどういう違いがあるのか、また契約の仕方はどう違うのかなど比較してみました。最後までご覧いただくと、契約する必要がない方やどこの1日自動車保険が自分に合っているのか理解できるようなページ構成となっています。※このページの内容は、2016年10月1日時点のものです。


 

2016/09/28 18:12:28

1日自動車保険に加入する必要のない方

友人の車を借りるからといって、誰でもが1日自動車保険に加入する必要はありません。

 

次のような方は、不要になります。

 

自動車保険に加入している方は、まずはご自分の自動車保険証券をご確認ください。たぶん他車運転危険補償特約(保険会社によって名称は異なります)が付いていると思います。

 

この場合には、他人の車を借りて事故を起こしてもご自分の自動車保険が適用されますから、1日自動車保険に加入する必要はありません。

 

他車運転危険補償特約で適用される補償は、相手側への補償である対人賠償保険対物賠償保険や車両補償です。ただし車両補償については自身の保険に車両保険が契約していなければ借りた車自体の補償はされません。

 

また、自分や同乗者のケガの入通院等の補償は、他車運転危険補償特約では補償されませんが、自身の自動車保険に人身傷害補償特約がついている場合、といってもほとんどの自動車保険では加入しているはずですが、こちらで補償されます。

 

ただし、営業車では補償対象になりませんし、臨時で借りた車でなければ他車運転危険補償特約は使えないとなっていますから気をつけましょう。

 

契約していなくても補償されるケース

自分で自動車保険に契約していなくて、友人から車を借りて事故を起こしてしまった。こういった場合でも、友人が、「運転者限定なし」で自動車保険に加入していたならば、その自動車保険で補償してくれます。

 

また、親が自動車保険に加入していて、運転者を家族限定特約や年齢条件(例:30歳以上など)にしている場合であっても、「結婚していない」、あるいは「離婚歴」がなければ別居していても親の自動車保険が使えます。

 

このように借りたの車の保険や親の保険が使える場合はあります。しかしながら、その方達の自動車保険を使うことになりますので問題点も出てきます。

 

自動車保険を使うことで、次回更新時に割引等級は下がり、それ以降も「事故有等級が適用」されるために保険料は大幅にアップしてしまうことです。これではこの方々へ迷惑をかけてしまいます。

 

そこで、借りるほうも貸すほうにとっても安心できるよう発売されたのが「1日自動車保険」になります。
※1日自動車保険は、レンタカーやカーシェアリング、法人所有の車等は対象外です。

 

では、1日自動車保険に加入が必要な方とは?

上記の方以外で①友人の車を借りる、②友人とドライブ中に運転を交代する、③実家に帰省したときに親の車を借りて使うことがある方は、万が一を考えて1日自動車保険へ加入しておくべきでしょう。

1日自動車保険を販売している保険会社を比較

1日自動車保険を販売している保険会社は、東京海上日動と三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保があります。リンク先は、各保険会社の公式サイトです。

ドコモ、ソフトバンク、auからの申込みにあたっての共通の注意事項

 

  1. ドコモ、ソフトバンク、auの3社のスマートフォンなどからの申込みとなります。パソコンや電話、書類郵送からは申込みができません。
  2. 保険料は、各携帯電話会社からの請求になります。
  3. 車両復旧特約(車両保険)を希望する場合には、情報登録を行った日から8日以上前に申し込む必要があります。
  4. 1日自動車保険は、1年を超える保険期間ではないためクーリングオフはありません。
  5. レンタカーやカーシェアリングの車、法人所有の車は契約ができません。

 

※ガラケーで申し込みができるのは東京海上日動のちょいのり保険だけです。
※コンビニ(セブンイレブン)で申し込みできるのは、三井住友海上の1DAY保険だけです。

 

ドコモ、ソフトバンク、auの1日自動車保険を比較

基本プラン(保険料500円)で比較してみました。車両復旧特約(車両保険)を付加する場合は、3社とも1,500円のコースになります。

 

比較項目

ちょいのり

1DAY

ワンデーサポーター

対人賠償

対物賠償

対物超過修理費用特約

自損事故傷害特約

搭乗者傷害特約

車両復旧特約

ロードアシスト

ちょいのり保険には、対物超過修理費用特約がありませんが、それ以外の補償は表面的には同じです。では、詳細にはどこが違っているのか調べてみました。

 

搭乗者傷害特約を比較

搭乗者傷害特約は、運転者や同乗者が、ケガや後遺障害、あるいは死亡した時に保険金がそれぞれに支払われる特約です。3社のいずれも死亡・後遺障害保険金は1,000万円が限度となっていますが、一時金といって、入院されたときに支払われる保険金が違っています。いずれも事故の日から180日以内の治療日数を言います。

 

  • ちょいのり保険:1日~5日未満の入通院は、1万円、5日以上の入通院は10万円~100万円まで
  • 1DAY:1日~5日未満の入通院は、1万円、5日以上の入通院は10万円
  • ワンデーサポーター:1日~5日未満の入通院は、1万円、5日以上の入通院は10万円~100万円まで
入通院5日以上にある10万円から100万円の違いは何?

以下のような傷害の部位や程度により支払保険金が異なっています。

 

被保険者が被った傷害

保険金支払い額

脳挫傷等の脳損傷、頭蓋内出血、頚髄損傷、脊髄損傷、胸部・腹部の臓器損傷

100万円

上肢・下肢の切断、眼球の内出血、眼の神経損傷、眼球の破裂

50万円

骨折または脱臼、脳・眼・脊髄を除く部位の神経損傷、上肢・下肢の筋・腱または靭帯の断裂

30万円

打撲・挫傷・擦過傷・捻等、上記①から③以外のもの

10万円

いずれも事故発生の日から180日以内の治療に限ります。

各社のロードサービスの比較

  • ちょいのり保険:事故または故障等の現場から修理工場までけん引する。搬送に必要な費用を15万円を上限支払う。
  • 1DAY:事故または故障等の現場から修理工場までレッカーけん引する。レッカーけん引に必要な費用は30万円を上限に支払う。
  • ワンデーサポーター:事故または故障等の現場から修理工場までレッカーけん引する。作業に必要な費用を30万円を上限に支払う。

※ 各社ともガス欠時には最大10リットルのガソリンまたは軽油を届けるサービスがついています。

 

次の項目は、東京海上日動のちょいのり保険の詳細です。

 

東京海上日動のちょいのり保険のプランと補償内容

ちょいのり保険には、車両補償ありとなしの2つのタイプがあります。ちょいのり保険の補償内容と保険料は以下のようになっています。

 

補償内容

車両補償ありプラン

車両補償なしプラン

対人賠償責任保険

他人にケガをさせてしまったときの賠償、保険金額は無制限

対物賠償責任保険

他人のモノを壊したときの賠償、保険金額は無制限

搭乗者傷害特約

借りた車に乗車中の事故によりケガをしたとき、保険金額1,000万円(一時金10万円)

自損事故傷害特約

単独事故でケガをしたとき。自賠責保険等または政府の保障事業から支払いが受けられない事故が該当します。

借用自動車の復旧費用補償特約

事故で借りた車が壊れたとき支払限度額:300万円、免責金額(自己負担額):15万円

ロードアシスト

借りた車での事故や故障時のレッカー搬送、故障やお車のトラブル時の応急対応等を行う

事故現場アシスト

事故の際のアドバイス、初期対応など24時間サポートします

1日あたりの保険料

1,500円

500円

 

ちょいのり保険の主な特長

ちょいのり保険の特長を箇条書きにしています。

  • 契約は、ドコモ、au、SoftBanの携帯電話やスマートフォン、タブレット端末から申込みになります。ただし、(1)Wi-Fiのみで通信しているスマートフォン、(2)ドコモのスマートフォンの場合、spモードを契約していないスマートフォンは対象外です。
  • 保険料は、申し込んだ携帯電話会社から請求がくる。
  • 運転当日でも申し込みはできます。ただし、車両補償ありプランには申し込むことはできません。
  • 当日の申込みの場合の補償開始期間は、申込完了時点から申込日の24:00(深夜0時)までとなっている。 申し込み時点から24時間ではありません。午前0時をまたがる場合には2日間の申込みが必要になる。
  • 申し込みには運転者の運転免許証を使って事前登録が必要。ドコモの携帯(スマートフォン含む)電話の場合はネットワーク暗証番号が必要。
  • 二親等以内の家族の携帯電話(スマートフォン含む)なら申込みができる。
  • 事前登録から8日以上前でなければ車両補償ありは申し込みができない。
  • 補償対象は、個人所有の自家用普通・小型・軽四輪乗用車の3車種に限る。
  • 車両補償の支払い限度額は300万円まで、免責金額は15万円あり。
  • 1回の申込みで最長連続7日間まで加入できる。
  • 夫や妻の車を借りて運転する場合には契約申し込みができない
  • 無事故なら、利用日数に応じて東京海上日動の自動車保険、超保険の保険料が最大20%割引になる。

 

ちょいのり保険は、2017年4月1日補償開始のものから改定が行われます。詳しくはこちらのページをご覧ください。

 

ちょいのり保険の重要事項・約款等

ちょいのり保険の重要事項説明(スマートフォンからだけの対応です)
ちょいのり保険の約款
〇ちょいのり保険カスタマーセンター 0120-087-775 受付時間:午前9時~午後5時まで(年末年始を除く、平日・土日祝)

ちょいのり保険の契約申込みの流れ

事前に運転免許証を用意しておくと入力がスムーズにいきます。
スマートフォンからちょいのり保険のサイトにアクセスします。初めて利用する方は、まずは事前登録をしますので、「事前登録のリンクをクリック」し、自分の端末に「空メール」を送信をします。

 

メールが届いたら、そのメール本文にあるURLから登録フォームにアクセスします。このフォームに氏名や生年月日、連絡先、免許証番号、免許証有効期限、携帯電話メールアドレス、希望のパスワード等を入力します。

ちょいのり保険事前登録


 

利用申込み

次に、車を借りる日が決まったら先ほどのちょいのり保険のトップページから利用申し込みをクリックして、画面に従って入力していきます。内容を確認したあとに確定ボタンをクリックすれば完了です。その後、メールが届いたら登録完了になります。

ちょいのり保険利用申込み


 

 

三井住友海上の1日自動車保険

三井住友海上の1日自動車保険(1DAY保険)は、東京海上日動のちょいのり保険と同じようにドコモ、au、ソフトバンクのスマートフォンから申し込みができます。ただし、従来型の携帯電話(ガラケー)からは申し込みはできません。

 

  • セブンイレブンの店頭にあるマルチコピー機から加入できるのでスマートフォンがなくても契約できる(セブンイレブンのサイトからパソコン等で予約登録しておくと便利です。)
  • その日に加入しても24時間単位で補償を受けることがでる(夕方5時に加入すれば翌日の夕方5時まで補償される。東京海上日動のちょいのり保険では、このような利用の場合は、2日間の申込みになります。)
  • 2回目からの利用は4%割引が適用される
  • 借りた車を複数人で交代して運転する場合にも割引が適用される
  • A,B,Cの3タイプのプランが用意されている
  • 車内手荷物等特約がある
  • 対物超過修理費用特約がある
  • 5回以上無事故で利用した場合で新たに三井住友海上の自動車保険に契約する時には、割引が利用できる

 

車内手荷物等特約とは?

車内手荷物等特約とは、復旧費用保険金を支払われるときの事故で借りた自動車の車室内やトランク内にあったカメラ、ゴルフバッグ等、日常生活で使うものに損害があったときに10万円を限度に支払ってくれる特約です。

 

対物超過修理費用特約とは?

対物賠償保険金を支払いする事故で、相手自動車の修理費が時価額を上回った場合に50万円を上限に保険金を支払ってくれる特約です。ただし、その差額を負担している必要があることと、「差額×過失割合」で計算されます。

 

1DAY保険の重要事項・約款等

1DAY保険の重要事項(PDF)
1DAY保険の契約のしおり・約款(PDF)
〇〈問い合せ先〉三井住友海上インターネットデスク(1DAY保険専用)、0120-92-3210、受付時間:9:00~17:00
(年末年始は休業)

 

1DAY保険のプランと補償内容

 

補償内容

Aプラン

Bプラン

Cプラン

対人賠償責任保険

他人にケガをさせてしまったときの賠償、保険金額は無制限

対物賠償責任保険

他人のモノを壊したときの賠償、保険金額は無制限

搭乗者傷害特約

借りた車に乗車中の事故によりケガをしたとき、死亡・後遺障害の保険金額1,000万円(入通院5日未満1万円、5日以上は10万円)

対物超過修理費用特約

相手自動車の修理費が時価額を上回った場合の補償

自損事故傷害特約

単独事故でケガをしたとき。自賠責保険等または政府の保障事業から支払いが受けられない事故が該当します。

車両復旧費用補償特約

事故で借りた車が壊れたとき支払限度額:300万円

〇(免責15万円)

〇(免責10万円)

車内手荷物等特約

車内にあった日常品の損害を補償。50万円が限度。

1日あたりの保険料

500円

1,500円

1,800円

 

※ BプランとCプランは、事前にネット予約登録をされた場合、ネット予約登録日の8日後以降から加入が可能です。
※ セブンイレブンで契約した場合は、レジで現金もしくはnanacoで保険料を支払います。

1DAY保険の申込み

1DAY保険もパソコンからは申し込みできません。セブンイレブンの端末から申し込みはできますが、それ以外はスマートフォンからの申込みになります。

 

まずは、1DAY保険のトップページにある「専用手続きサイト」のリンクをクリックします。そこから、初めて利用される方は、「空メール」を自分の端末に送信します。後は、東京海上日動のちょいのり保険と同様の流れです。
1day保険トップページ

あいおいニッセイ同和損保の1日自動車保険とは?

あいおいニッセイ同和損保の1日自動車保険は、24時間単位型自動車運転者保険で「ワンデーサポーター」という名称で販売されています。以下は主な特長です。

  • 車の補償がないシンプルな「ベーシックプラン」(500円)と、車の補償がついた「ワイドプラン」(1,500円)2つのプランがある。
  • ドコモ、au、ソフトバンクの本人のスマートフォンの端末から契約します。ガラケーやパソコンからは申し込みができません。なお、親族のスマートフォンから申し込む場合は、親族を契約者とし、車を運転する人を記名被保険者とするなら申込みができます。
  • 保険料の支払いは、それぞれの携帯電話会社のサービスを利して支払う
  • 2回目から500円⇒480円というように割引がある。
  • ワンデーサポーターを5回以上利用すると新たにあいおいニッセイ同和損保の自動車保険に契約するときには割引が使える。
  • 24時間単位型なので、利用開始日時から24時間後の最初の整数時までが補償される
  • 1回の申込みで最大7日間の利用まで申し込むことができる
  • 利用開始日時の10分前までなら契約の取り消しができる

ワンデーサポーターのプランと補償内容

ワイドプラン(車両補償あり)のプランは、利用者の情報登録日の翌日から起算して7日目以降の日が利用開始日でないと申し込むことができません。

ワンデーサポーターの重要事項・約款等

〇ワンデーサポーターの重要事項(PDF)こちら
〇約款はこちら
〇問い合わせ:あいおいニッセイ同和損保カスタマーセンター 0120-101-101 平日9:00-19:00、土日9:00-17:00 年末年始を除く

 

補償内容

ワイドプラン(車両補償あり)

ベーシックプラン(車両補償なし)

対人賠償責任保険

他人にケガをさせてしまったときの賠償、保険金額は無制限

対物賠償責任保険

他人のモノを壊したときの賠償、保険金額は無制限

対物超過修理費用特約

相手の車の修理費が時価額より高くなったときに補償

搭乗者傷害特約

借りた車に乗車中の事故によりケガをしたとき、死亡・後遺障害保険金額1,000万円(一時金10万円~100万円)

自損事故傷害特約

単独事故でケガをしたとき。自賠責保険等または政府の保障事業から支払いが受けられない事故が該当します。

借用自動車の復旧費用補償特約

事故で借りた車が壊れたとき支払限度額:300万円、免責金額(自己負担額):15万円

ロードアシスト

借りた車での事故や故障時のレッカー搬送、そのための宿泊費、故障やお車のトラブル時の応急対応等を行う

1日あたりの保険料

1,500円

500円

契約できない自動車

  • 車を運転する方の車またはその配偶者の車
  • 法人の所有する車
  • レンタカーやカーシェアリングの車
  • 3・5・7ナンバー以外の車
  • 以下の高級車
    • NSX
    • センチュリー
    • フェラーリ
    • マイバッハ
    • ランボルギーニ
    • アストンマーチン
    • ダイムラー
    • ベントレー
    • マセラティ
    • ロールスロイス

ワンデーサポーターに申し込む場合の手続きの流れ

こちらのあいおいニッセイ同和損保のサイトから空メールをスマートフォンや携帯端末に送信します。届いたメールにあるリンク先をクリックし、トップページにいきます。初めて利用される方は、個人情報登録をすることから始めます。
ワンデーサポータートップページ

1日自動車保険はドライバー保険とは違うの?

ドライバー保険は、他人の車を借りて運転したときに起こした事故について補償する保険です。この点は、1日自動車保険と似ています。

 

ただし、ドライバー保険は、車にかける保険ではなく、運転する本人に掛ける保険ですからレンタカーなどでの事故でも補償されます。以下が主な特長です。

  • 契約期間は1年間
  • 人身傷害補償特約を付加することができます。
  • 保険料は、記名被保険者の年齢により違う。年間3万円から6万円ほどになります。
  • 車両補償はありません。
  • ロードサービスはありません。

1日自動車保険は、人身傷害補償特約は付加できませんが、1日500円の保険料で契約でき、ロードサービスも付いていますので、ドライバー保険とは大きく異なっています。

1日自動車保険の体験談

実家に帰った時にセブンイレブンで1DAY保険に加入

私は就職のために実家を離れて(結婚⇒離婚)からは、実家で所有している車では、自動車保険の対象から外されてしまっています。

 

そのため、たまに実家に帰って、友達と出掛けるときなどには、1日自動車保険をよく利用しています。
色々な保険会社の1日自動車保険の商品がありますが、私が毎回利用しているのが、セブンイレブンで加入する1DAY保険です。

 

この保険の最も魅力的な点は、1日あたりワンコインの500円で加入できてしまうことです。幸いまだ保険のお世話になったことはありませんが、500円でも基本的な補償は網羅しており、より高額な保険にも劣っていません。

 

その上、加入手続きはセブンイレブンでできるので、ふらっと外出する予定ができた時にも、近所のセブンイレブンに立ち寄って加入できるのがとても便利です。また、事前にインターネットから予約登録をしておけば、店頭では支払いをするだけで、更にスムーズに利用できました。

 

東京海上日動の1日自動車保険・ちょいのりを利用したことがある

以前利用した1日自動車保険についてのレビューです。

 

私が利用したのは、東京海上日動の1日自動車保険です。
ちょいのり保険という名称の保険で、1日単位で加入出来るプランです。普段は車に乗らないけれど、友達の車で運転を交代しながら1日だけ乗ることになった私にはぴったりのプランでした。車両補償なしのプランなら1日500円とかなり安かったのですが、一応1500円の車両補償ありプランにしました。それでもかなり安くて大満足です。

 

申し込みは私の場合はNTTドコモのスマートフォンから事前登録をしておいて、そのあと実際に日程が決まったら事前登録をしたあとに送られてきたメールのURLから手続きをするだけでした。

 

加入手続きが完了したら申込完了通知がメールできたのでわかりやすかったです。難しい操作は何もなく、こんなに簡単に申し込み出来るとは思っていなかったので驚きました。支払いも、NTTドコモの携帯電話の利用料金とあわせて支払えたのでとても便利でした。

 

実家に帰省した際に1日自動車保険に加入

実家に帰省した際に親の車を借り、両親を自分の運転でどこかに連れて行ってあげたかったのがきっかけで1日自動車保険を利用しました。親が加入している自動車保険は、私には適用されないということだったからです。
親が入っている自動車保険が三井住友海上だったので、三井住友海上の1DAY保険に加入することにしました。24時間で500円ということで手軽に加入できました。手続きはスマートホンから行いましたが、案内に沿って必要な情報を入力したりするだけなので、いつもネットショッピングをやっているような感覚で行うことができました。
初めて1日自動車保険を利用するので最初は少し不安でしたが、特に不便もなく利用できました。結局今回は特に保険のお世話になるようなことはありませんでしたが、これからまた実家の車などを運転する際にはぜひ1日自動車保険を利用したいと思っています。

1日自動車保険のまとめ

1日自動車保険は、東京海上のちょいのり保険と、三井住友海上の1DAY保険、あいおいニッセイ同和損保ワンデーサポーターがあります。いずれの商品も最低保険料は500円となっています。

 

どれもそれぞれ特長がありますが、一番の違いは、当日加入した場合の補償終了日時です。
東京海上日動のちょいのり保険は、申込完了時点からその日の24時(深夜0時)までが補償終了日時となりますが、三井住友海上の1DAY保険とあいおいニッセイ同和損保のワンデーサポーターは、24時間単位型自動車保険なので、24時間経過後以降の最初の整数時まで補償されます。

 

たとえば、2015年10月1日10時15分50秒に契約が完了したならば、2015年10月2日の11時00秒が補償終了日時となります。

 

三井住友海上の1DAY保険だけは、セブンイレブンの店頭にあるマルチコピー機を使っても申込むこともできます。

 

それぞれソフトバンク、ドコモ、auの携帯電話やスマートフォンから申込みができますが、保険料支払いは、携帯電話会社のサービスから請求されます。以上、「1日だけ入る自動車保険とは?ちょいのり保険と1DAY保険など3社を比較」でした。

 

該当カテゴリー:自動車保険
関連カテゴリー:自賠責保険