このページでは自動車保険の加入率について調べて掲載しています。驚くべきことがわかってびっくりです。

 

2015/05/30 16:11:30

全国自動車保険の加入率(普及率)

強制保険である自賠責保険は、未加入で運転すると罰せられますが、損害保険会社や共済が販売している「自動車保険」は任意ですから加入していなくても罰せられることはありません。

 

ですが、未加入の相手と事故になってしまったときには、賠償金問題でトラブルになる確率は増えますので注意は必要です。

 

では、どのくらいの率で任意自動車保険に加入しているのか調べてみましたので以下をご覧ください。

 

出典元は、「損害保険料率算出機構」による「平成25年度の自動車保険の概況」です。

 

自動車保険加入率の低い県と高い県、それぞれ3つずつ抽出

 

ランク付は、対人賠償保険をメインにしています。

ランク 都道府県 25年3月末保有車両数 対人賠償 対物賠償 車両保険
付保台数 普及率 付保台数 普及率 付保台数 普及率
低い県 沖縄県 1,026,431台 539,757台 52.60% 539,867台 52.60% 257,875台 25.10%
島根県 545,506台 304,775台 55.90% 304,502台 55.80% 181,161台 33.20%
宮崎県 924,546台 534,303台 57.80% 533,418台 57.70% 312,025台 33.70%
高い県 大阪 3,699,402台 3,037,889台 82.10% 3,041,377台 82.20% 1,841,162台 49.80%
愛知県 5,043,063台 4,081,065台 80.90% 4,080,459台 80.90% 2,869,145台 56.90%
神奈川県 3,961,185台 3,143,903台 79.40% 3,147,971台 79.50% 1,787,492台 45.10%

表をご覧いただくとわかりますが、沖縄県ではおおよそ半数が自動車保険に加入していなく、車両保険も4台に1台契約という状況です。

 

ほとんど普及していないという状況です。
意外な数値でびっくりしています。

 

車両同士で事故を起こしたら、25%の人は自分の過失分については車両保険で修理ができるが、それ以外の人は自分の過失分については自腹で修理代を支払っているということになります。

 

さらには、加害者のいる死亡事故の場合は、3,000万円までは相手側自賠責保険から支払われますが、それ以上の賠償金についてはおおよそ半数の人は任意自動車保険からは受取ることができないということになります。

 

統計からはこのようになりますが、実態はどうなっているのか気になるところではあります。

自動車保険の加入率(普及率)のまとめ

自動車保険の加入率が高い県は、トップ3は、大阪、愛知、神奈川の3県で、加入率は80%ほどあります。

 

一方、加入率の低い県は、沖縄、島根、宮崎の3県です。加入率は50%台です。
これほど差があるとは思いませんでした。ということで、驚きの結果となりました。以上、自動車保険の加入率(普及率)で低い県と高い県を教えてについての記事でした。

 

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