交通事故を起こしてしまい保険金請求などするときには交通事故証明書が必要になります。
保険金請求とは、自動車保険だけでなく、入院や障害、死亡などした場合には生命保険の請求でも必要になります。
そこで、この交通事故証明書はどういう手続をし、どこから取り寄せるのかについて解説していますのでご覧ください。

 

2018/12/26 16:04:26

交通事故証明書とは

自賠責保険でも自動車保険でも交通事故による保険金を請求する時の必要書類に「交通事故証明書」があります。

 

この交通事故証明書は、各都道府県にある「交通安全運転センター」が発行するものなので、交通事故が起きた時に警察に届け出て、現場検証をしてもらっておかないと発行されません。

 

また、自動車保険だけでなく、傷害保険や生命保険でも入院した場合には請求時に交通事故証明書や事故発生状況報告書が必要になります。

 

自動車保険の請求では、通常は保険会社が代行して取得するので、自身で請求する必要はありません。

交通事故証明書に何が記載されているの?

交通事故証明書には、事故日時、事故の場所と当事者(住所、氏名、生年月日)、双方の車種、双方の自賠責保険、事故時の状況などが記されています。※事故状況の詳細や過失割合は出ていません。

 

交通事故証明書を申請できる方

  • 交通事故の加害者
  • 交通事故被害者
  • 交通事故証明書の交付を受けることについて、正当な利益のある方(例 損害賠償の請求権のある親族、保険の受取人等)

交通事故証明書は、人身事故については事故発生から5年、 物件事故については事故発生から3年をそれぞれ経過したものについては 原則交付されません。 詳しくは最寄りのセンター事務所にお問い合わせ下さい。

 

交通事故証明書の申請方法は3パターン

申請には次の3つの方法があります。

 

①郵便振替で申請する

警察署・交番・駐在所等に郵便振替用紙が備え付けてありますので、必要事項を記入して料金1通につき540円を支払います。何通でも申し込みはできます。

 

個人的には、「もう少し安くしていほしい」なんて思います。

 

②安全運転センターの窓口で申請する

安全運転センターの窓口に備えてある申請用紙に必要事項を記入のうえ、手数料を添えて申込む方法。警察署から交通事故資料が届いていれば即日交付されます。届いていない場合は、後日郵送になります。

 

③インターネットによる申請

自動車安全運転センターのホームページから申込できます。ただし、申請は、交通事故の当事者ご本人のみとなります。
ホームページはこちら

 

支払いは、コンビニ(別記コンビニ各店舗)、金融機関のペイジー及び ネットバンクになります。料金は交付手数料540円のほか、払込手数料130円とペイジー支払い等の場合の各金融機関への払い込み手数料は申請者負担となります。無事に手続きが終了すれば後日郵送されてきます。

 

 

 

交通事故証明書のまとめ

交通事故を起こしてしまったときの保険金請求には交通事故証明書が必要になります。この書類は交通安全運転センターが発行しています。料金は1通につき540円かかります。請求方法は以下の3つになります。
①郵便振替で申請する②安全運転センターの窓口で申請する③インターネットによる申請です。

 

以上、保険金請求に必要な交通事故証明書はどこが発行してくれるの?についての記事でした。

 

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