このページでは、はじめて家財保険について加入する人のために、家財保険とはどのような保険でどういう補償がされるのかについて解説していますので、どうぞご覧ください。

家財保険ではノートパソコンやテレビの落雷故障は支払われるの?

家財保険ではノートパソコンやテレビの落雷故障は支払われるかについては後述しています。

 

ところで家財保険とは、建物の中にある生活用品に付帯する保険のことをいいます。

 

タンスや家具、テーブル、ファクシミリ、テレビ、冷蔵庫、ノートパソコン、ストーブ、洗濯機、乾燥機などが補償対象になります。

 

火災保険は建物に対しての保険ですから家財保険とは補償対象が異なります。そのため家財だけに被害があった場合、火災保険からは1円も支払われません。

 

では、今回のテーマであります「落雷によりノートパソコンやテレビなどの電化製品が壊れてしまった」という場合ですが、答えは、家財なら補償対象になりますので保険金が支払われます。

 

では視点を変えて、「子どもが部屋を走り回ってテレビを倒して液晶画面を割ってしまった」という場合はどうでしょうか?

 

この場合も幅広く補償さているタイプなら補償されますが、家財保険にもいくつかのタイプがありますので、どんなタイプでも支払われるというものではありません。

 

以下のようにワイドというタイプに加入していれば「破損や汚損等」でも支払われます。

 

家財保険にはどんなタイプがあるの?

各保険会社によって名称は異なっています。

 

ワイド

ベーシック

エコノミー

火災・落雷・破裂・爆発
風災・雹災・雪災
水濡れ・外部からの落下等
盗難
水災
破損・汚損等

 

表の補足
盗難

たとえば空き巣に入られ、現金や家電製品を盗まれたというケースでは、ワイドとベーシックタイプなら補償されます。現金の補償限度は20万円が一般的です。また宝石などの貴金属は、1個または1組30万円以上のものは別途明記する必要がありますが、補償される額は「1事故につき、1個または1組ごとに100万円」という限度額までになります。

 

水災

「集中豪雨により床上浸水で家財が水浸しになってしまった」という場合もワイドとベーシックなら補償されます。

 

地震

地震による家財の損害は、家財の地震保険に加入していないと支払われません。

家財保険のまとめ

家財保険では、タンスや家具、テーブル、ファクシミリ、テレビ、冷蔵庫、ノートパソコン、ストーブ、洗濯機、乾燥機などが補償対象になります。

 

家庭内でよく起こる一番保険金請求が多いものは、破損や汚損等ですが、こちらのタイプはワイドタイプで補償されるものです。補償範囲が広くなる分、保険料は高くなります。

 

ですのでプランによる保険料差額と破損や汚損等が考えられる補償額の差額を考えどのプランにするか検討が必要です。以上、家財保険でノートパソコンやテレビの落雷故障は補償されるの?についての記事でした。

 

火災保険カテゴリー
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