自転車保険

自転車保険とは、どのような保険かご存知でしょうか。自転車保険とは、個人賠償責任補償と交通事故でのケガの保障(傷害保険)を合わせたものになります。わかりやすくいえば、自転車で歩行者に追突してケガをさせてしまった場合などの相手への損害賠償補償と自身が自転車等の事故で負ったケガの通院や入院、後遺障害、死亡の保障をしてくれる保険になります。

 

ですから、自動車保険火災保険に個人賠償責任保険特約を付けていたり、傷害保険に加入しているならばあえて自転車保険に加入する必要はありません。
しかし日常自転車に乗られ、これらに加入していないならば万が一のときの高額な損害賠償補償に備え検討する必要があると思います。そこで、自転車保険選びの一助となるようおすすめの安い自転車保険について調べ記事にしてみましたのでご覧ください。


 

2016/08/11 16:59:11

おすすめの安い自転車保険とは?

冒頭にも説明しましたが、自転車保険は、個人賠償責任保険とケガの保険を合わせたものになります。もしも自身のケガの補償についてはいらないと考えているならば、個人賠償責任保険だけに加入するのがおすすめです。これだけでも相手への損害賠償補償は確保できます。

 

しかしながら自転車保険では個人賠償責任保険だけ加入することはできません。では、個人賠償責任保険に加入するにはどうするのがいいのか。

 

個人賠償責任保険に加入するには?

個人賠償責任保険に加入するにはどうすればいいのでしょうか。

 

もしも、損害保険会社や共済で自動車保険(共済)や火災保険(共済)、傷害保険等に加入しているならば、一般的にはそこに特約として付加できます。月額100円~200円プラスするだけです。

 

しかしながら、自動車保険(共済)や火災保険(共済)を解約してしまうと特約なので個人賠償責任保険までも解約になってしまうデメリットもあります。そこで個人賠償責任保険に単独で加入する方法をご紹介します。

 

自転車保険ではなく個人賠償責任保険だけに加入する

金銭的に余裕があれば自転車保険に加入してしまったほうがよいでしょうが、なるべくなら節約したい方は、個人賠償責任保険に加入するのがおすすめです。

 

ただし、損害保険会社は個人賠償責任保険を単独では販売していません。自動車保険や火災保険、傷害保険等の契約に特約という形で付けて加入することになります。そこで、これら以外の方法で個人賠償責任保険に入る方法をご紹介します。ただし、「クレジットカード会員」という条件はつきます。

 

JCBカード会員になる。満69歳以下ならば、月額120円で個人賠償責任保険(日常生活賠償プラン)に入れます。家族全員、1億円の損害賠償補償で示談交渉サービスもあります。すでにJCBカードを持っている方はこの方法が一番おすすめです。引受保険会社は損保ジャパン日本興亜火災です。

 

三井住友VISAカードの会員になる。 月額140円で入院1日あたり500円(本人のみ)、個人賠償責任保険1億円(免責金額5,000円あり)に加入できます。個人賠償は家族全員が対象です。引受保険会社は三井住友海上火災です。

 

イオンカード会員になる。月額270円で交通事故による死亡・後遺障害400万円(本人のみ)、個人賠償責任1億円。個人賠償は家族全員が対象です。対象は満20歳から満69歳までの会員が対象です。継続は満75歳までOK。引受保険会社は損保ジャパン日本興亜火災です。

 

セゾンカード会員になる。月額300円(保険料180円、サービス料120円)で個人賠償責任1億円に加入できます。弁護士に1事案につき1回、30分程度、個人賠償責任に関する相談ができます。個人賠償は家族全員が対象です。引受保険会社は、セゾン自動車火災保険株式会社。弁護士電話相談はホームネット株式会社になります。

 

エポスカードの会員になる。月額140円で入院1日あたり500円(本人のみ)、個人賠償責任保険1億円に加入できます。個人賠償は家族全員が対象です。引受保険会社は三井住友海上火災です。

 

三菱UFJニコスカードの会員になる。月額保険料120円で日常生活に起因する偶然な事故により法律上の損害賠償責任を負われた場合に最大1億円が補償されます。

 

個人賠償責任保険の家族とは?

個人賠償責任保険の被保険者となる家族とは、被保険者本人、配偶者およびその他の親族(被保険者本人または配偶者と生計を共にする①同居の親族、②別居の未婚の子ども(婚姻歴のない方)をいいます。

 

この項目のまとめ

現在は、個人賠償責任保険には単独では加入できません。そのため、自動車保険や火災保険、傷害保険などに特約として付加することになります。その他の方法としては、JCBカード会員や三井住友VISAカード等の会員になればわずかな保険料で加入することができます。

自転車保険そのものに安く入るおすすめの方法

上記では、自転車保険に安く入るといっても、相手への損害賠償に備えての個人賠償責任保険だけでした。自身の補償がないので厳密には自転車保険の加入にはなりません。そこで、今度は自転車保険そのものに安く入るおすすめの方法です。

 

まずは、自転車保険に安く入るには、比較するのが一番となりますので、「自転車保険 比較」と入力して検索をすると思います。
しかしこれでは、「損害保険会社のみの自転車保険」を取り上げているWebサイトもありますので、完ぺきとはいえません。少額短期保険やカード会社の扱う自転車保険もありますからこれらも含めて検討しないと安い自転車保険に入ることはできません。

 

でも、ここまでやると時間もかかり、めんどうです。そこで、時間がなく調べるのはめんどくさいという方のために筆者が調べてみました。

 

調べてみたところ、損保会社、共済、カード会社の自転車保険のうち、家族で一番安く入れるのはJCBカードの自転車保険のようです。自身の後遺障害や入院保障がたくさん必要であればJCB以外になりますが、とにかく安い自転車保険でいいという方はJCBか三井住友VISAがおすすめです。

 

JCBカードの自転車保険

JCBカードの自転車保険は、家族全員補償でも月額250円です。(平成28年8月現在)保障としては、死亡・後遺障害は100万円(交通事故のみ)、入院保障は1日1,000円(交通事故のみ)、個人賠償1億円(示談交渉サービスあり)、通院補償はありません。通院補償1,000円(交通事故のみ)を付けるとなると月額570円になります。

 

加入するには、JCBカード会員なら会員専用WEBサービス「MyJCB」内から24時間365日いつでも申し込みできます。※JCBカード本会員および家族会員の方が申し込めますが、カード番号の最初の3桁が354、355で始まるカードになります。また、加入可能満年齢は20~69歳となります。
JCBトッピング保険へ

 

JCBカードをお持ちでない方でも興味のある方は、リボ払い専用カードにはなりますが、以下のサイトから作成できます。今なら年会費永年無料で海外旅行傷害保険とショッピングガード保険(国内・海外)が自動付帯されています。JCB EIT

 

三井住友VISAカードの自転車保険

三井住友VISAカードは、個人型の自転車保険、月額300円で、死亡・後遺障害100万円、入院保障は1日1,000円、個人賠償1億円(免責金額として1回の事故につき5,000円あり)の補償になります。

 

死亡・後遺障害、入院保障は、交通事故によるものに限られていません。この点はJCBの自転車保険とは違います。

 

三井住友VISAカードは、ポイントUPモール経由なら、ポイントが最大20倍貯まるのも魅力のひとつです。

 

※ イオンカードにも自転車保険はあります。個人型は月額280円で死亡・後遺障害100万円、入院日額2,000円、通院日額1,000円、個人賠償3,000万円です。詳しくはイオンカード(WAON一体型)

 

 

本人補償だけの安いベストな自転車保険

先ほどは家族でなるべく安い自転車保険をご紹介しました。
ここでは、本人だけの補償で入院保障もそれなりにある自転車保険をご紹介します。

 

私がおすすめなのは、「auの自転車保険」です。同じ保障でも他の自転車保険よりも保険料が安いのとロードサービスが付いているのが理由です。
保険料は、月額370円です。これで、ブロンズコースである死亡・後遺障害が300万円、入院保障日額4,000円、手術保険金2万円または4万円、個人賠償責任1億円に加入できます。もちろん示談代行サービスもあります。しかも自転車事故の場合は、死亡・後遺障害、入院保障、手術保険金は、2倍保障になります。

 

さらには、目玉サービスともいうべき、ロードサービスがセットされています。このサービスは、自転車が事故や故障等により自力で走行できなくなってしまった場合に、「自転車ロードサービスカー」で希望の場所まで搬送してくれるものです。しかも24時間365日トラブル現場に駆けつけてくれます。ただし、無料搬送は50km・年間4回までです。

 

ちなみに本人・親族タイプの月額720円、家族タイプの月額890円のコースもあります。また、保障をアップさせたシルバーコースやゴールドコースもあります。

安いおすすめの自転車保険のまとめ

自転車保険に安く入るには、個人賠償責任保険だけに加入する方法があります。自動車保険や火災保険に特約として付加できます。個人賠償責任保険にだけに入りたいという希望ならば、損害保険会社は単独で販売していません。そのため、加入する方法としては、クレジットカード会員になる方法があります。

 

もしもあなたが、JCBカード会員であるならば月額120円で加入できますし、他にも三井住友VISAカード、イオンカード、セゾンカード、エポスカードの会員なら個人賠償責任保険に加入することはできます。

 

家族単位でとにかく安い自転車保険に入りいたいならば「JCBの自転車保険」がいいでしょう。個人だけの補償ならばまずまずの入院保障もあり、ロードサービスがセットされている「auの自転車保険」がおすすめです。

 

以上、「おすすめ安い自転車保険をご紹介」でした。